うさぎの夏の暑さ対策、飼育方法の注意点 まとめ

こんにちは、うさぎぱんです。まだまだ夜や明け方は寒い日もありますが、段々と夏の気配を感じるようになってきました。そろそろ注意したいのが、気温管理など夏特有のうさぎの飼育方法です。

うさぎは弱い生き物なので、暑すぎても寒すぎても死んでしまう可能性が高くなります。このことを踏まえ、早めに対策をたてておきたいうさぎの夏の飼い方や注意点についてご紹介します。

夏はうさぎにとって危険がいっぱい!気温以外にも注意が必要

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以前、気温が上がってきた時に注意すべきこととして、害虫問題を取り上げました。夏になると蚊をはじめとした害虫が増え、その分うさぎも脅威にさらされるリスクが高くなります。

ご紹介した害虫関連の記事では、熱中症で体力低下したうさぎがハエウジ症になり、生きながら皮膚を食い荒らされたという某動物病院の症例がありました。つまり、夏は、熱中症対策と害虫対策の両方をしなくてはならないということ。

他にも、気温上昇による腐敗速度の変化で、トイレのにおいがキツくなります。人間にとってもうさぎにとっても危険なので、におい対策もきちんと行いたいですね。もちろん、季節の変わり目には忘れてはならない換毛期もあります。

<夏のうさぎ飼育での注意点>
  • 害虫対策をしっかり
  • 熱中症に注意しよう
  • におい対策で快適に
  • 換毛期による体力低下に注意

夏の飼育で気をつけたいのは、主にこの4つです。虫、気温、におい、体力に注意をはらってください。こちらの『ハエウジ症の記事』を読まれた方は、ハエにだけ注意すれば良いと思うかもしれません。しかし、実際には蚊なども危険です。

何故なら、うさぎの死因にもなりやすいパスツレラ菌は、蚊を通して感染することもあるのです。パスツレラ菌は人獣共通の感染症と言われ、人間も感染する危険のある病気です。

蚊がパスツレラ菌を保有する動物の血を吸った後に人間の血を吸った時、まれに人間がパスツレラ菌に感染することがあります。パスツレラ菌は人獣共通であるため、もちろん、人間から動物へ感染する可能性も否定できません。つまり、飼い主がうさぎに菌をうつしてしまう可能性もあるのです。

パスツレラ菌が多いのは犬、猫、牛や豚です。犬や猫を飼育していないお宅も、近所で飼われていたり、蚊の行動範囲内に家と養豚場などがある場合は感染の危険にさらされています。

100%うつるわけではありませんが、このような理由から、ハエだけではなく蚊など感染症を運ぶ可能性のある害虫には注意しなくてはなりません。夏はとくに活発に動き回るので、虫よけに力を入れましょう。

そして、うさぎの夏の飼育でよく疑問に思われるのが、適切な気温は何度か。どんな暑さ対策をすれば良いのか、ということです。うさぎは暑がりで寒がりなため、冬と同じくらい夏の気温調整にも注意しなくてはなりません。

熱中症対策に関しては次の項目でさらに詳しく解説しますね。ぜひそちらも参考にしてみてください。

熱中症になるくらい気温が上がると、人間にとっても気になるのがにおいです。冬場は気にならなかった糞尿の匂いが、1日も経たないうちに気になってしまうほど腐敗します。

みなさんも体験したことがあると思いますが、臭いにおいって鼻だけではなく目にもくるんですよね。これは人間以上に嗅覚にすぐれたうさぎには、もはや死活問題でもあります。腐敗した糞尿から病原菌がうつることもありますし、何よりその匂いで涙が出たり、鼻涙管が詰まったりすることも。

うさぎにとってストレスは大敵です。においでストレスを溜めてしまっては、いくら涼しい部屋で過ごさせても快適とは言えません。人間だけではなく、うさぎのためにも、異臭は専用の消臭スプレーでこまめに対策しましょう。

また、うさぎの換毛期は初夏にもあります。4月~6月にかけて起こるのですが、換毛期はうさぎにとって命がけ。ただでさえ少ない体力を消費するため、換毛期直後はかなり疲弊しています。そんなタイミングで夏の暑さが本格化してくるため、飼い主さんは細心の注意を払ってあげてください。

※パスツレラ菌についてはこちらを参考にしてください
→『くしゃみや鼻水を出すうさぎの病気』へ
換毛期についてはこちらで詳しく解説中です
→『換毛期到来!うさぎの毛替わり時期っていつ?』へ

熱中症対策!うさぎにとっての適温は?エアコンはつけっぱなしにすべき?

熱中症対策としてもっとも効果的なのは、人間と同じく適切な水分と栄養を与え、涼しい場所で過ごすことです。涼しい場所といっても人間とうさぎでは平熱も適切な気温も異なるため、うさぎちゃんに合わせてあげましょう。

うさぎの適正気温は、18~24度程度。うさぎの個体や獣医さんによって多少は前後しますので、だいたいの目安として覚えておいてください。この温度よりずっと低かったりずっと高かったりすると、うさぎの体は動けなくなります。

ただ、いろんなうさぎ飼いさんのブログを見る限り、30度程度までなら元気に走り回って遊んでいるという声も多いです。そのため、あまり気温にこだわらず、うさぎちゃんの様子を見て環境を整えてあげてください。

きちんと反応を見て整えてあげれば、目安となる気温と異なっていても、問題なく過ごしてくれます。

相当な真夏日でなければ、ほとんどのうさぎは電源なしの簡易冷却グッズで十分です。

我が家のはーくんもペットショップで購入したアルミプレートを愛用しています。

⇒『SANKO 涼感プレート M』)

ちょっと心もとないなあという時は、うちでは凍らせたプラスチック製の保冷剤をケージ内に入れています。暑い時は近くに寄れば涼しく、寒い時は遠い位置に移動すれば良いだけなので、うさぎが自分で調節できるメリットがあります。

プラスチック容器なので、多少噛まれても中身の保冷剤が出てくる心配もありません。ペットボトルの水を凍らせる方法でも代用できますが、表面に水滴が出てケージ内が水浸しになるので、ペットボトルはあまりおすすめできないアイテムです。

噛み癖が酷い子や、気温の高く通気性の悪い(風通しが良くない)場所にケージがある場合は、エアコンで調節してあげましょう。夏毛に換毛しているので、だいたい28度くらいの温度設定で十分です。

※熱中症の予防の他、応急処置の方法についても別記事でまとめてみました。
→→『うさぎの熱中症予防といざという時の応急処置方法

※クーラーを使わない暑さ対策について改めて詳しく書きました。
→→『うさぎに優しいエアコンを使わない夏のはじめの暑さ対策~冷感グッズのおすすめ~

エアコンの電気代は大丈夫?実は意外と経済的

ここで気になるのが、エアコンの料金です。ずっと熱い日が続く地域では、毎日つけっぱなしにしてあげた方が熱中症の心配なく過ごせます。とはいえ、電気代が怖いですよね。

いろいろと調べてみましたが、むしろエアコンはつけたり消したりする方が電気代が跳ね上がるそうです。暑い部屋を急速に冷やすため、つけた瞬間にもっとも電力を必要とします。何度もつけたり消したりしていると、この電力を多く使用する回数が増えるので電気代が高くなる、というのです。

それよりも高めの温度に設定したエアコンをつけっぱなしにしておいた方が、安く済むのです。実際にこの『エアコンつけっぱなし』を実践してみた人のブログによると、電気代はエアコンを使用しない時期より2~3千円程度上がったのみだったそうです。

夏はエアコンのせいで電気代1万円超えちゃう、という人は、設定温度を上げてつけっぱなしにしてみてはいかがでしょうか。

最初は暑く感じるかもしれませんが、慣れてくると体に負担のない温度が夏バテ予防にもなり、むしろ快適に過ごせるようになりますよ。

ちなみに、実際にエアコンつけっぱなしをしてみた人曰く、エアコンは冷房よりも除湿モードにしておくのが電気代を安く抑えるコツだそうです。もちろん、エアコンのフィルターを綺麗に掃除しておくことも忘れずに。フィルターの汚れの有無だけでかなり電気代は変わります。

ただし、同じ除湿でも涼しくなる&電気代が安くなるのは『弱冷房除湿』機能つきのエアコンのみ。『再熱除湿』機能の場合は涼しくならない上、冷房よりも高くなります。ご自宅のエアコンがどちらの除湿機能つきなのか、これを機会に調べてみてください。

  • エアコンつけっぱなしは正しい方法なら安く済む
  • つけたり消したりは逆効果
  • 設定温度は高めにする
  • 冷房よりも除湿モードが安い
  • ただし『再熱除湿』機能つきは冷房の方が安い

エアコンつけっぱなしを考えている人は、このポイントを参考にしてみてください。とくに機能の違いは要注意です。お財布のためにも、うさぎちゃんのためにも、この夏は賢くエアコンを活用しましょう。

最近は電力会社も自由選択できるようになったので、現在契約している電力会社よりも安価なところと契約し直す方法もあります。といってもいざ契約してみると逆に高くなってしまったというケースもあるようなので、こういったシミュレーションサイト→(『電力比較サイト エネチェンジ』)で事前にしっかり確認してから検討することが大切です。

夏の電気代を節約しながらうさぎを快適に過ごさせる方法は?

今回は、うさぎの夏の飼育方法として注意すべき点をご紹介しました。害虫予防と環境管理、突き詰めるとこの2点に絞れます。

暑い地域はエアコンつけっぱなしが最適ですが、それほど暑くない地域や風通しの良い部屋にケージを置いている場合、無理にエアコンをつける必要はありません。電気をたくさん使用しなくても、快適な環境を作ることは可能です。

害虫など気温以外の問題も、電気を使わずに効果を得られるグッズや方法を上手に取り入れれば、電気代の心配なく快適に過ごしてもらえます。

<電気なしで暑さ対策できる冷却グッズ>

たとえば、気温の問題は冷却グッズを活用するのもひとつの手です。おすすめはアルミ製のプレートです。安い上にちょうど良いサイズですし、薄型ならあまり場所をとりません。丸洗いもできるので常に清潔に使えます。

>>『SANKO 涼感プレート M』詳細ページへ

問題点は、うさぎが持ち上げて遊ぶこと。いたずら好きな子だと、ちょっと煩いくらいにガシャーンガシャーンと遊んでいます。そういう場合は、大理石製など重みのあるものを選びましょう。

>>『SANKO 涼感 大理石 M』詳細ページへ

こういうのですね。ただ、重いのでプラスチック樹脂製の床板を使ったケージだと不安があります。(実際、我が家は床が心配で軽さを重視してアルミ製にしました)

これに冷凍庫で冷やしたプラスチック製の保冷剤を併用すると、昼間の数時間ならじゅうぶん快適に過ごせますよ。風通しが悪い時は、換気扇を回しておくと結構差が出るので試してみてください。(ちなみに、こんな感じの保冷剤です→『ロゴス 保冷剤 アイススタック210』)

<電気なしで使える害虫対策グッズ>

害虫問題は、虫よけグッズで予防しておくと安心です。虫よけグッズは電気を使わない設置型が多いので、積極的に使ってあげてほしいものです。ただし、代わりに火を使うものやペット用ではない効果やにおいのキツイものもあるため、選ぶ際は慎重に。

>>『火を使わない!薬用 蚊取り安泉香』詳細ページへ

おすすめはこちら。ペット用品大手のドギーマンさんから発売されているので、安心して使えます。パッケージには犬猫用と書かれていますが、国内のうさぎ専門店でもおすすめされている商品です。

個人的に火を使わない点が高ポイントでした。これなら火事などのトラブルも心配ないです。

においの問題は掃除と消臭が大事!ペットにも安心して使えるおすすめの消臭スプレー

においの問題は、消臭スプレーを活用します。

うさぎやペット専用のものだと糞尿のにおいにも効果的なので、なるべくうさぎ専用もしくはペット専用のものを使いましょう。

kanfapet2

>>『カンファペット』詳細ページへ

ペット用といったらカンファペットがおすすめ。除菌効果もあるので、掃除の際にトイレやケージに吹きかけると消臭しつつ病気予防にもなります。

食品工場で野菜などを洗う際に使われているほど安全な成分をさらにペット用に改良、なめても安全です。

カンファペットの効果と評判の高さを徹底検証 ~うさぎなどペットに安心して使用できる理由~

まとめ

電気を使わなくても結局グッズ代でお金がかかるじゃん!と思うかもしれませんが、電気と違って値段が明確なので、いくらかかるか瞬時に分かるのは便利ですよ。しかも季節を通して使えるものや、洗って来年以降も繰り返し使えるものばかりです。

エアコンを上手に使う方法も、こうしたグッズを使う方法も、どちらもメリットがあります。うさぎちゃんが生活している環境に合っていれば、飼い主さんにとって実践しやすい方法を選ぶのが一番です。

じっくり考えて、自分に合った方法を探してみてくださいね。

※ケージの掃除方法はこちらをご参考ください。
うさぎ用ケージの掃除方法
夏のうさぎ用ケージのお掃除にカンファペットがおすすめ!実際に使ってみた感想



冬に向けてうさぎの寒さ対策は万全に!

うさぎの冬の寒さ対策まとめはこちら





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