初心者が最初に選ぶべきうさぎはオスとメスどっち?~初めてのうさぎ飼育~

こんにちは、うさぎぱんです。4月ということで、新生活を期にうさぎを飼育してみようと計画中の人も多いのではないでしょうか。

ところで、初めて飼うにはオスとメス、どちらが良いのでしょうか。

なつきやすさ、手のかからなさ、病気のリスク、かかる費用など、考えるべきポイントはたくさんあります。

今回はこちらで「初めて飼ううさぎは男の子と女の子どちらが飼いやすいか」をまとめてみました。失敗して「こんな子に育つなんて!」となる前に、こちらをご覧ください。

うさぎはオスとメスで性格が違うというウワサは本当?

まず、気になるのがうさぎの性格です。性別ごとに傾向はあるのでしょうか。

以前は飼育本にもよく「女の子はクールな子が多くて、男の子は甘えん坊が多い」と書かれていました。実際、私が初めて立ち読みした飼育本や参考にしたサイト(10年以上前のもの)では、そのように書かれているものばかりでした。

ですが、実際に飼ってみてこれは「あくまでイメージでしかない」ということを実感しました。つまり、女の子だからクールでそっけない、男の子だから甘えん坊でなつきやすい、という違いはないのです。

男の子でもクールな子はいますし、女の子でも人間大好きですぐに寄ってくる子もいます。

せっかくなので、大阪府内のとあるうさぎ専門店の店長さんにも聞いてみました。うさぎは性別ごとに性格は変わるんですか?という質問に、「変わらないですよ。やっぱり個体差ですね」とバッサリ。

多くのうさぎを見てきたプロの方からすれば、女の子だから男の子だからという違いはなかったそうです。確かに、この日にケージから「お客さん!撫でて!遊ぼう!」と跳ねてアピールしてきてくれた子たちは『メス』と表記されていたり、『オス』と表記されている子もいました。

むしろ、傾向として出やすいのは品種ごとの違いです。ネザーランドは人なつっこい子が多く、ロップイヤー種は元気で好奇心がもりもりの子が多い、というもの。

もちろん個体差はあるので、あくまで傾向として考える程度にしておきましょう。

確かに、我が家のチビはネザーランドの血が入っているんだろうなと思われる小柄な子でしたが、最初こそ怖がって威嚇していたものの、一度なつくと一番の元気な人なつこい子になりました。

このため、オスとメスの違いで性格を見極めようと考えるのはおすすめできません。ペットは法律で対面販売が義務づけられていますし、せっかくなのでたくさんのお店を回って実際に会い、自分自身の感性で気の合いそうな子を選んでください。

オスとメスでうさぎの手のかからなさは変わる?

では次に、どちらの性別が手のかからない子か、についてです。こちらもやはり性別での違いはあまりないのが現実です。

よく「男の子はマーキングする」と聞きませんか?うさぎについて、すでに少し調べてみた人は、きっとそういった情報を耳や目にしたことがあると思います。

これもうさぎ専門店の店長いわく、「女の子だってマーキングする子はいる」そうです。また、トイレの場所自体を覚える子と覚えない子の他に、トイレを覚えようとすらしない子もいるのだとか。

男の子のマーキングで言われるのがスプレー行為という、いわゆる「おしっこを飛ばしてくる」行為です。縄張り主張のためにする行為なため、縄張り意識の強い男の子の方がマーキングするとイメージされているのでしょう。

が、女の子でも縄張り意識が強い子はいます。中には擬似妊娠する(自分が妊娠したと思い込む)子もいて、そのような子はある日突然に縄張り主張して、おしっこを飛ばすようになります。

子供を生むための巣作りをするので、外敵が近寄らないように警戒するのです。

ちなみに、単純に縄張り意識が強い子や、購入したてで飼い主さんをまだ警戒している子は、ケージ内に人間が手を入れるだけでおしっこを飛ばしてきます。他にもトイレ掃除をされると「縄張りが荒らされた」と勘違いしておしっこを飛ばしてくる子も。

我が家のチビがまさにこれで、普段は人なつっこいのに、トイレ掃除をしている時だけおしっこを飛ばしてくるような時期がありました。半年くらいで徐々にしなくなりましたが。

おしっこをかけられたくない!という理由でメスのうさぎを選ぼうと思っている方は、要注意。警戒心の強い子は女の子でもおしっこを飛ばしてくる可能性があります。

対策としてできるのは、

  • ケージにカバーをつけること
  • トイレ掃除の際はうさぎをキャリーバッグに入れておく
  • 去勢もしくは避妊手術をする

この3つです。

ケージの中には専用のカバーを作っている商品もあります。


>>SANKO イージーホーム60用 ケージカバー

こういうの。SANKOのイージーホーム60シリーズのために発売されていますが、サイズさえ合えば他社製品のケージでも使えます。ない場合はダンボールでぐるっと周りを囲ったり、布をかぶせるだけで代用できます。

ただし、布を噛むような子はケージに直接触れないよう、間にうさぎが噛んでも安全な木をケージの端にはさんだりと工夫してください。

トイレ掃除を嫌がっておしっこをかけてくる子には、トイレ掃除シーンを見せないようにしましょう。キャリーに入れてサッと済ませます。サークルでも良いのですが、うさぎは賢いので、サークルにいるうさぎから見られるとバレてしまいます。

そして個体差があるのですが、去勢や避妊手術も有効です。完全に止める子と回数が減る子とに分かれますが、毎回かけられなくて済むだけでも助かりますよ。また、病気予防にもなるのでおすすめです。

うさぎのオスとメスで違う病気リスク

上記の「手のかからなさ」でも触れていますが、去勢手術や避妊手術をすることで病気予防になります。主に生殖器関連の病気の予防ですが、特に女の子は避妊手術の選択で寿命が左右されると言っても過言ではありません。

その理由は、メスのうさぎは子宮疾患や卵巣疾患、乳腺疾患にかかるリスクが高い点にあります。卵巣から分泌されるホルモンが原因であることも多く、そのため卵巣を切除する避妊手術が効果的なのです。

年齢は3歳までに手術を行うべきです。通常は体へのダメージを考えて卵巣だけを摘出しますが、子宮が腫れている子の場合は子宮も取ることになります。

メスのうさぎは4歳ごろから子宮などの病気にかかりやすくなるため(獣医師によってはほぼ100%だと言う人もいるほどです)、子供を作りたいなどの理由がない限りは避妊手術を受けさせてあげてください。

オスうさぎは去勢手術は必要か?

メスの避妊手術の必要性ははっきりとしていますが、オスうさぎは実は難しい問題です。というのも、確かに精巣疾患などのリスクはあるのですが、メスほどリスクが高くないのです。

せいぜいおしっこを飛ばすクセが大人しくなったり、縄張り意識の強さで他のうさぎを攻撃していたのが、おさまる可能性がある、というメリットの面で考えられる程度。

我が家の子たちは、どちらも男の子でした。去勢手術はとくにしたことがありませんでしたが、それが原因で起こるような病気にかかったことはありません。

獣医師さんも女の子の避妊手術は推奨する一方で、男の子の去勢手術をそれほど強く推奨しないという人もいます。した方が病気のリスクは減るのですが、女の子ほどリスキーじゃないのに体にメスを入れるのは良くないのでは?と考える飼い主さんもいるためです。

ちなみに、それぞれの去勢・避妊手術の金額は大体以下のとおりです。

うさぎの去勢手術と避妊手術の金額はいくら?

動物病院の診療費や手術代は、人間で言うところの自由診療です。そのため絶対にこの金額!とは言い切れません。あくまで複数の動物病院の情報を見て平均した金額なので、手術を申し込む動物病院が見つかったら、直接聞いてください。

  • 男の子の去勢手術費用・・・15,000円~20,000円くらい
  • 女の子の避妊手術費用・・・20,000円~30,000円くらい

男の子は体から突起している精巣を切除するだけなので、女の子より安めです。女の子は卵巣のみにしろ、子宮もとるにしろ、お腹を切開しなくてはなりません。そのため、少し高めになっています。

このことから、もし金銭面で飼う性別を考えるなら、オスうさぎの方が安く済む可能性が高いです。個体ごとに病気のかかりやすさがあるため、あくまで可能性ですが。

初心者さんにとって飼いやすいのはオスとメスどちら?

では、結局どちらの性別のうさぎが初心者さんにとって飼いやすいのか、ですが。

性格や手のかかりやすさ、専門店の店長の回答や私自身の経験から、これらに性別は関係ないことが分かりました。そのため、こういった性格面などは直感で選ぶしかありません。

ただ、お世話のしやすさには「おしっこをかけられる」というトラブル以外にもたくさんの要素が加わってきます。たとえば毛の長さで言えば毛が長い子は温度管理とブラッシングが大変です。初心者さんには短毛の子が飼いやすいです。

また、ロップイヤーの子も耳の中が汚れやすいため、定期的に掃除してあげなくてはなりませんし、耳が大きい子は自分で踏んだりして傷つけることもあります。立ち耳の子はこれらのリスクがロップイヤーの子より低いです。

このような事情と、去勢や避妊の手術に関係する病気のリスクから、初心者さんにおすすめのうさぎは次のとおりです。

うさぎぱんが初心者さんにすすめたい最初のうさぎ

初心者さんでも飼いやすくて、お世話も難しくないうさぎ。

それは

  • 立ち耳
  • 短毛
  • 男の子

の特徴をもった子です。ブラッシングも簡単で特別なお世話が必要ないので、立ち耳で短毛のうさぎは初心者さんにおすすめです。去勢や避妊の手術はなるべく受けさせたくないという考えの人も、男の子ならじっくり考えて決められます。

女の子だと良くも悪くも3歳前後が避妊手術のタイムリミットと言えるので。

とはいえ、あくまで飼いやすさの問題です。自分でしっかり勉強して飼育する!と固い意志がある人なら、きっと長毛種の子や垂れ耳ロップイヤーの子、女の子でも大丈夫。

大切なのは「何があっても最期まで大事にする。この子と一緒に幸せになりたい」という想いです。そして、それを思わせてくれるような気の合う子と出会うこと。

なので、既に「この子が良い!」と決めている人以外は、できるだけたくさんのお店を見て回って、新しい家族を見つけてください。

もちろん、お迎え前にはケージなどの準備も忘れずに。お迎えするための準備については別の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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