うさぎ・犬・猫などのペットを飛行機に乗せる方法~夏休みなど長期休暇の旅行で航空機を使う場合~

こんにちは、うさぎぱんです。そろそろ夏休みの予定を決めている人も多くなってきたのではないでしょうか。

長期休暇で楽しみなことのひとつが旅行です。今回は、うさぎは飛行機に乗せて良いのか?についてまとめてみました。

実は、アメリカの航空会社で2017年にうさぎの死亡事故が起こっています。悲しい事態にならないよう、最大限のトラブル対策をしておきましょう。

うさぎは飛行機に乗せて良いの?国内線と国際線

そもそも、うさぎを飛行機に乗せることはできるのか、という疑問についてですが、国内の主要航空会社であるANAとJALは、どちらもうさぎのコンテナ預かりによる搭乗が可能となっています。

その他の会社も可能となっていることも多いので、利用する航空会社に問い合わせてみてください。

うさぎを飛行機に乗せる際の注意点について調べてみると、国内線も国際線も基本は大差ないことが分かりました。航空機や時期、会社によって条件はいくつか異なりますが、大まかに挙げると知っておくべきポイントは次のとおりです。

  • ケージを用意しておく
  • 水やエサは持参
  • 飛行中や乗り継ぎ空港でのエサやりはできない
  • ペット料金が必要
  • 同意書もあらかじめ用意しておく
  • 通常の搭乗より早めに受付を済ませる
ケージを用意しておく

まず、ケージや水、エサはすべて飼い主さんが用意します。今回、情報源として参考にした日本の航空会社、ANA社によると、ケージの大きさは縦×横×奥行きの合計が292cmまで。ペットを加えた合計の重さが45kg以内となっています。

ペットが足を伸ばして横になったり、体の向きを自由に変えることができる広さを推奨しています。うさぎの場合は通常のうさぎ用ケージでちょうど良い大きさですが、材質に注意しなくてはなりません。

航空会社が推奨しているものは、金属や硬質プラスチックでできている丈夫なケージで、天井部分が硬いケージです。うさぎ用ケージの場合、側面や天井は金属製のものが多いので心配ないのですが、注意したいのが底部分です。

底部分はプラスチック製の引き出しやトレー式になっているケージを使っている人は、多いのではないでしょうか。

航空機の場合、荷物の上に荷物を積まれる可能性がありますし、離陸や着陸時に何らかのトラブルで大きな衝撃を受けることもあります。そのような場合にプラスチックの引き出しやトレーの底では、割れる危険も考えられます。

小型犬用のケージなど、丈夫なものを活用しましょう。中には飛行機に積むことを想定して作られているものもあるので、うさぎ用ケージをそのまま使うよりも丈夫さに安心できます。盗難防止機能やロック機能がついているものがおすすめです。

また、夏場は気温が上がりやすいため、固定式のL字型アルミトレーなどを入れ、暑さ対策も忘れないようにしましょう。

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↑こういうの。移動時には固定できるものを選ぶ方が、安心できます。

水やエサは持参

水や牧草、ペレットは持参します。一度飛行機に乗せてしまうと、飛行中はもちろん、乗り継ぎ空港でのエサやりもできないので、搭乗手続きをする前に多めの量をケージに入れてあげましょう。

水はボトルをしっかり固定し、ペレットなどを入れるエサばこも固定できるものがおすすめです。いつもと違う環境に驚いて食べないこともあるため、好きなおやつも一緒に入れてあげましょう。とにかく飛行中も何かを口にできる環境であることが大切です。

ペット料金が必要

国内と国外で料金は大きく異なりますが、ペット料金が必要です。ANA社の例では、国内だと4,000~6,000円、国外では行き先によって25,000~40,000円になります。

夏場は保冷剤をケージに取り付けてくれるサービスなども用意されているので、上手に活用してうさぎが少しでも快適さを感じてくれるようにしましょう。航空会社によっては料金内の場合と、追加料金が求められる場合があります。

同意書もあらかじめ用意しておく

準備の段階で注意しておきたいのが、この同意書の存在です。ペット同乗の場合は事前に申し込み、同意書を用意しておかなくてはなりません。

チケット予約の際に、それぞれの航空会社のホームページからダウンロードして印刷と記入を済ませておきましょう。電話での予約しか受け付けていない航空会社も、同意書はネット上で入手するようになっていることがあるので注意してください。

飛行機に乗る当日は、この同意書を受付カウンターにうさぎのケージとともに提出します。忘れないようにしましょう。

通常の搭乗より早めに受付を済ませる

最終受付は飛行機の出発時刻より30分前となっていますが、早めに受付できるよう余裕を持って行きます。書類の不備やケージの最終チェックをしっかりできる時間を確保しておくことで、トラブル防止にもなります。

一度うさぎを預けると、行き先の空港でケージを受け取るまで会えません。水用のボトルや牧草、ペレットの量などを一つずつしっかり確認します。

2017年にアメリカの航空会社で起こったうさぎの死亡事故は、原因不明とされています。少しでもリスクを減らすために、うさぎにとって安全な環境を作ってあげましょう。

海外から日本へ飛行機でうさぎを入国させる場合

海外から日本へうさぎを持ち込む場合は、飛行機の搭乗予約の前に行わなくてはならない手続きがあります。厚生労働省への届出です。届出書の他に衛生証明書も必要となるため、書類の入手期間も含めると申請に1ヶ月前後かかります。

日本から海外へうさぎを連れ出す場合も、各国で取り決められている法にのっとり、所定の書類が必要となります。事前に行き先の国の動物検疫所に問い合わせてください。

申請の複雑さや長時間フライトのリスクを考えると、旅行で海外へうさぎを連れ出すのは難しいでしょう。信頼できる動物病院のペットホテルサービスを利用するか、身内に自宅での世話を依頼する方が安全です。

うさぎを飛行機に同乗させる場合の注意点

格安航空会社は難しいのですが、それ以外の航空会社であれば、うさぎを飛行機の貨物室に預けられるようになっているケースは多いです。

ただし、注意したいのがうさぎはストレスに弱いという点です。預けること自体が簡単でも、うさぎにとってはストレスが大きすぎて命の危険に見舞われるかもしれません。

少しでもストレスに耐性をつけておくには、普段から乗り物での移動に慣れさせておく工夫が必要です。動物病院や散歩で公共交通機関を使ってみたりと、家では聞く機会のない音や体感しない揺れなどを教えておきましょう。

ちなみに多頭飼いの飼い主さんの中にはひとつのケージで一緒に旅行させてあげたいと思う人もいるかもしれません。会社ごとにひとつのケージ内に入れて良いペットの数も決められているので、利用前の確認と準備を忘れずに。

また、航空会社によってはペット用ケージを貸し出しているところもあります。大きな荷物にならなくて魅力的なのですが、どんなペットと共用するか分かりません。サイズ的に猫や小型犬が使っていたものを借りる可能性もあります。

猫の唾液にはうさぎの死亡原因にもなるパスツレラ菌が100%含まれると言われています。ある程度ケージの除菌がされているとは思いますが、あまり積極的にレンタルサービスのケージを利用するのはおすすめしません。

JAL社のようにうさぎやハムスター用のケージ(ペットクレートと言う呼び方)を別に用意してくれている会社もあるので、小動物用に分けてあるか否かを確認してからレンタルを利用しても良いでしょう。

キャリーバッグごとケージ内に入れて周囲にクッション材を入れて保護する会社もあるため、キャリーバッグもうさぎが寝転んでくつろげる余裕のある大きさのものが好ましいです。

犬や猫を飛行機に乗せる方法と注意点

もちろん、うさぎだけではなく犬や猫、ハムスターなども航空機に乗せることが可能です。ただし、種類によって注意事項が異なるため、しっかりと事前確認をしなくてはなりません。

犬も猫も、基本はうさぎと同様です。水とエサ、同意書をあらかじめ用意しておきましょう。水とエサはケージの中に多めに入れます。食事制限をしている子の場合は、獣医さんに相談して量を決めておきましょう。

犬や猫もキャリーバッグではなくケージに乗せます。余裕を持ってリラックスできる大きさのものを購入してください。

犬や猫の方が他のペットよりも搭乗数は多くなりがちなため、航空会社が用意しているケージ数では足りない場合があります。ケージレンタルを希望する場合は、航空券の予約時に必ず在庫確認をしましょう。

ちなみにケージのサイズは、ANAの場合は次のように目安が定められています。大きすぎると受け付けてもらえなくなるため、犬や猫が足を伸ばせる余裕を持たせつつ、目安の大きさ以下のものを購入してください。

・小型用:幅40cm×奥行55cm×40cm
・中型用:幅46cm×奥行66cm×50cm
・大型用:幅55cm×奥行80cm×60cm
・特大用:幅65cm×奥行95cm×70cm

また、一部の犬種は6月1日~9月30日の間(2018年より5月1日~10月31日に変更予定)、ANAでは預かり不可となっているため、注意が必要です。

該当するのはいわゆる短頭犬と呼ばれる種で、ブルドッグ系、ボクサー、シーズー、テリア系、スパニエル系、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズです。大型犬も航空機のサイズによっては搭乗できません。

他社で受け付けてくれる会社を探すしかありませんが、短頭犬は暑さに弱いため、仮に搭乗可能な飛行機が見つかったとしても乗せない方が安心です。一度預けてしまうと目的地まで会うことはできないので、最大限の注意をしてあげてください。

長毛種の子やアンダーコートの多い子は、夏場は事前にトリミングしておくと安心です。明確な搭乗拒否の規定はありませんが、万が一のために少しでも涼しい状態で預けましょう。

他にも妊娠している子や生後4ヶ月未満の子、心臓あるいは呼吸器に持病のある子は搭乗できません。また、1年以内に狂犬病予防注射や混合ワクチンなど、各種予防接種を受けていることが必須となっています。

犬や猫の航空機搭乗の料金について

気になる料金ですが、基本はうさぎと変わりません。国内であれば4,000~6,000円。国外は25,000~40,000円で、行き先によって異なります。

ただし、注意したいのが事前登録の内容です。国外に連れて行く場合は目的地となる国の大使館などに連絡し、輸出検疫証明書、健康証明書、輸入証明書などの書類を作成しなくてはなりません。

日本の場合は動物輸入の40日以上前までに手続きすることとなっていますが、国によって日数は異なります。出発予定が決まったら、ホテルや航空券の予約よりも先に確認しましょう。

国によっては許可が下りなかったり、ペットではなく貨物扱いとされる場合があり、リスクが大きくなってしまいます。事前にしっかりと確認し、本当に連れて行くかどうか決めてください。

近年はペットホテルの数も増えてきており、かかりつけの動物病院で預かってもらえることもあります。むしろ、行き先によってはペットホテルに預けた方が安くなることも。

一緒に旅行に行くことはとても楽しいことですが、航空機のリスクをよく理解し、犬や猫にとって安全な方法を優先してあげましょう。

飛行機でうさぎを旅行に連れて行く際のポイントまとめ

うさぎを飛行機に乗せて良いのか、大丈夫なのかと言われると、「航空会社によっては別料金で乗せてくれるところは多いが、うさぎにとって100%安全とは言えない」というのが答えです。

飛行機に乗るという普段とはかけ離れた環境や体験にストレスを感じてしまえば、アメリカの航空会社で死亡したうさぎのように、亡くなってしまうリスクもあります。

飼い主さんができるのは、きちんと航空会社が定めたルールに従った手続きを行い、うさぎがくつろげる環境を用意して飛行機へ預けること。そして何より、普段から乗り物への耐性を作っておくことです。

飛行機でうさぎを預けたことのある飼い主さんは何人もいますし、法改正が行われる前は航空便でうさぎなどの生態が購入者のもとへ配送されることもありました。安全対策さえ行っておけば、問題なく飛行機で移動できるのです。

とはいえ、うさぎにとってストレスが溜まりやすいことに変わりはありません。できることなら、ペットホテルなどに預けるか、近場の車や電車で移動できる旅行先を選ぶなど、安全性の高い選択を考えてみてください。

ペット宿泊可能な宿の中に、うさぎの宿泊ができる宿も全国各地にあります。どうしてもうさぎと旅行を楽しみたいという人は、うさぎの負担を考えて近場で探すことを優先してみてはいかがでしょうか。



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こちらの旅行サイトで『ペット』の単語検索をしただけでも、30件以上もプランがありました。犬猫が中心の宿が多いですが、うさぎや小動物も宿泊可能なプランが用意されていたり、問い合わせによって可能となる宿もあります。

うさぎが泊まれる宿については以前、当サイトでもまとめてみたので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
→→『うさぎと旅行で一緒に泊まれる宿~ペットと泊まる時の注意点と宿の探し方~』へ

飛行機を利用する場合も利用しない場合も、航空機チケットと宿泊先の両方の事前準備をしっかり行うことが大切です。



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