うさぎがなついてくれない時の対処法~初心者に多い飼育の失敗~

こんにちは、うさぎぱんです。新生活の季節も過ぎ、新しいライフスタイルに慣れた人の中には、そろそろペットを飼いたいなと思い始めている人もいるのではないでしょうか。

しかし、せっかく選んでお迎えしたペットでも、ちょっとした誤解で「全然なつかない」と愛着がわかなくなってしまうことがあります。今回は、そんな初心者さんに多い失敗について解説します。

多くのペットの中でうさぎを選んだ人は、こちらを参考に今より仲良くなってみましょう!

うさぎは人間になつかない?

飼育するペットで、うさぎを選ぶ人が年々増えています。鳴かない、散歩の必要がない、個体の価格も安いと、初心者さんにとって始めやすい条件が揃っているのも理由のひとつでしょう。

ただ、そのように価格や飼いやすさの面だけでうさぎを選んだ場合、おちいりやすいのが「うさぎがなつかない」というトラブルです。

よくよく理由を聞いてみると、なつかないと思うのは次のような行動をとられるからのようです。

  • ケージに手を入れると噛まれる
  • トイレ掃除をしていると威嚇してくる
  • 触ろうとすると逃げる
  • だっこさせてくれない
  • おしっこをかけられる

たしかに、このような行動をとられると、自分は嫌われているのでは?と思ってしまうのも無理はありません。しかし、実際はこれらの行動はけして飼い主さんを嫌っているわけではないことを知っておいてほしいのです。

むしろ、なついているからこそ出てくる我がままや、甘えているからこそとる行動もあります。うさぎにこれらのような行動をとられているからといって、うさぎを捨てたり人に譲ろうと考えている人は、もう一度よく考えてみてください。

何より、一度飼うと決めた以上、責任をもって最期まで飼ってほしいですし、うさぎにも飼い主さんにも楽しい時間を過ごしてほしいと思います。

では、これらの行動はどういった意味があるのかと、対策についてご紹介していきます。

うさぎのケージに手を入れると噛まれる原因

この行動は、うさぎがケージ内を自分のテリトリーだとしっかり認識している証拠でもあります。自分のテリトリーを荒らされるのではないか、という不安から追い出そうとするのです。

まずは普段の飼い主さんのうさぎへの接し方を思い返してみてください。ずっとうさぎをケージ内に入れてはいませんか?部屋の中やサークル内に出して、自由に遊ばせてあげる時間は作っているでしょうか。

きちんとケージの外で遊べる時間がない場合、余計にうさぎさんはケージへの執着を強めます。そのような中でケージ内に飼い主さんが手を入れるのは、エサを与えるか、ケージ内を掃除するかではないでしょうか。

うさぎは毎日の習慣でそのことを覚えています。つまり、ケージ内に手を入れられることは、エサ箱が動かされたり、トイレやケージ内を掃除されたりと、ケージ内の環境を変えられる可能性があるということです。

うさぎは綺麗好きなので掃除自体は嫌がりませんが、自分のテリトリーを荒らされるのは嫌います。綺麗になって自分のにおいや痕跡がなくなったエサ箱などを見て、「勝手に荒らされた!」と怒りを抱きます。

繰り返すとケージに手を入れられることは自分のテリトリーを荒らされることだと理解するため、それを阻止しようと噛み付いて追い出そうとします。また、噛み付くつもりはなくても、勢いあまって前歯が飼い主さんの手に当たることもあります。

うさぎが本気で噛むと、人間の指の肉くらいは簡単にボロボロになり、ひどい場合は骨まで見えてきます。噛まれても、少し血がにじんだり歯型がつく程度であれば、それはきちんと手加減してくれている証拠です。

手加減してくれるということは、飼い主を本気で嫌っていたり敵視しているわけではないと分かります。信用しているけれど、自分が嫌だと思っていることを知っておいてほしいから噛み付いてくるのでしょう。

このような場合は、ケージの中に手を入れるのはエサを与えたり掃除をするためだけではない、と知ってもらうようにします。うさぎをケージから出して部屋やサークルの中を自由に遊ばせてあげる時間を作りましょう。

繰り返すうちに、ケージ内に手を入れても怒らなくなります。それでも噛み付いてくる場合は、噛まれた時に頭を軽く上から押さえ、叱るようにします。飼い主が立場は上なこと、そして噛むことは怒られることだと理解させましょう。

トイレ掃除をしていると威嚇してくる

二つ目のトイレ掃除をすると威嚇してくるのも、似たような理由が考えられます。トイレは自分のにおいが強く残るところなので、においがきれいに消えていると不快に思う子もいます。

除菌スプレーや消臭スプレーで掃除するのも良いですが、毎回隅々にまで使うのではなく、においがとくにキツい場所にのみ使うなど、ある程度はうさぎのにおいが残るように配慮してあげてください。

トイレをまるごと洗う場合も、洗剤は使わず水で洗う程度にしましょう。消臭スプレーなども無香料なものやハーブなどの天然成分の香りのみのものを使い、余計なにおいがつかないように注意します。

たとえばカンファペットのような消臭スプレーは純水由来なのでにおいがありませんし、うさぎ専門店で姉妹品が売られているほど安全です。

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触ろうとすると逃げる

たとえばネザーランドドワーフに多い傾向なのですが、人なつっこいくせに警戒心が強く、触られるのは嫌だという子の場合。なついているので近くに飼い主さんが寄ってきても平気ですが、触られるのは嫌がります。

でも嫌いではないので、飼い主さんの近くにはまた寄ってくる。でも触られたくないので、触ろうとしてくると逃げる。このような行動で距離をとりつつ、遊んでいるのです。

うさぎが本気で嫌っていれば、近寄らせてすらくれません。ある程度は近づけるけれど触るのだけは嫌がって逃げるのであれば、嫌いではないけれど触られるのが好きじゃないだけかもしれません。

あるいは、触られるのも嫌いじゃないけれど、飼い主さんが追いかけてくるのが面白くて、からかっているつもりの子もいます。実は、逃げることで鬼ごっこのように遊んでいる可能性が高いです。

我が家のチビもよく近寄ってきて遊びに誘ってくるくせに、手を伸ばすとサッと少し距離を置いたりすることがありました。そのまま放置しているとまた近寄ってきて遊ぼうと足を鼻先でツンツンしてきます。

うさぎにとっては、触られるのを回避するという遊びが成立している可能性もあるため、触らせてくれなくても「嫌われている」と思わないでください。

そのまま諦めると逆にうさぎの方が「この人間は遊んでくれない」と思ってしまいます。うさぎとの鬼ごっこを楽しむつもりで、距離をおいたり手を伸ばしたりを繰り返してみてはいかがでしょうか。

飼い主さんとしては触ろうと格闘しているつもりが、うさぎにとって飼い主さんと遊んでいることになり、うさぎが飼い主さんのことをどんどん好きになります。

ただし、ブーブー言ったり足をダンダンと床に叩きつけたりして明らかに嫌がっている場合は、やめましょう。何事もほどほどに、あまりしつこくすると本当に嫌われてしまいます。

遊ばせる時はサークルを使うと安全です。

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サークルを置くスペースがない場合はそのまま部屋の中で良いのですが、うさぎがコードなどを噛んで感電しないよう注意してあげてください。

だっこさせてくれない

そもそも、うさぎはだっこを嫌います。骨が細く、人の腰くらいの高さから落ちただけでも骨折することがあるくらいです。

そのような本能的な危機感に加え、臆病な性格もあり、どんなに人になついている子でも、だっこだけは嫌いだと嫌がるケースは珍しくありません。

我が家のはーくんもだっこは好きではありませんでした。だっこさせてはくれますが、隙さえあればすぐに降りようとします。

このような子は無理にだっこしないのが一番なのですが、それはそれで問題が出てくるのも事実です。

ある程度はだっこに耐えられるように訓練しておかなくては、いざ病気になった時に獣医に診せることもできません。また、日常でもだっこして爪切りをしたりグルーミングするため、飼い主さん自身も困るでしょう。

対策としては、小さいうちからこまめにだっこして、「だっこは危険ではない」と理解してもらうことです。大切なのは、床に座ってひざの上でだっこすること、そして絶対に落とさないことです。

もし落として怪我をさせたり痛い思いをさせてしまえば、うさぎはますますだっこを嫌がり、恐怖を覚えるようになります。そうならないよう、慎重にだっこの訓練をしてください。

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こういったハーネスを使うと安全です。子供にだっこさせる場合は落とす可能性も高いため、ハーネスをつけて紐部分をしっかり手首に巻きつけ、飛び出さないように対処することをおすすめします。

おしっこをかけられる

これもケージ内に手を入れると噛み付いたり、威嚇してくる理由と同じです。自分のテリトリーを主張したかったり、自分の存在をアピールしたい時に飼い主へおしっこをかけてきます。

あるいは、トイレ掃除やケージ掃除の時にしてくるのであれば、「勝手に荒らさないで!」という抗議である場合も。このような場合は、トイレやケージ掃除の時にうさぎをサークルやキャリーバッグに移動させ、ケージから遠ざけておきましょう。

目の前で荒らされるため、うさぎはおしっこをかけて抗議してきます。見えなければおしっこをかける前に掃除が終えられているため、うさぎには誰が自分のテリトリーを荒らしたか分かりません。

我が家のチビもおしっこをかける子でしたが、遊ばせているうちにトイレ掃除を済ませるようにすれば、本人が気付かないうちに終えられるため、おしっこをかけられなくなりました。

うちの場合はとくに1羽目のはーくんと2羽目のチビの仲が良く、片方を遊びに出せばもう一方のケージの方へ走って行き、ケージ越しに会話してくれるので、トイレやケージから意識をそらすのが簡単でした。

チビがはーくんのケージの前で夢中になって遊んでいる間にサッと掃除を終えるようにしてからは、おしっこをかけられることはなくなりました。このように、要はケージやトイレから意識をそらせれば良いようです。

うちの子がそんなに夢中になるようなものはないし、サークルもない、という場合は、これを機に去勢や避妊手術を考える手もあります。去勢や避妊することで縄張り意識が弱まり、おしっこをかけるクセがなくなる子もいます。

ただし、あくまで個体差が出るので、去勢や避妊をおしっこ対策のためだけに考えるのは「改善すればラッキー」くらいの気持ちに留めましょう。

ちなみにおしっこをかけるクセは一般的に男の子に多い印象が強いようですが、うさぎ専門店の店長いわく、女の子でもする子はいるそうです。

女の子の場合は子宮や卵巣が原因の病気リスクも高いため、おしっこをかけるクセを治す目的はもちろん、そういった病気予防のためにも避妊手術を考えてみてください。病気予防もできてクセも治ったら、一石二鳥です。

男の子も精巣関連の病気リスクはありますが、それほど確率は高くありません。よって、無理に去勢手術を受ける必要もなく、本当に「クセが改善できて病気予防もついでにできたらラッキー」の考えで受けるかどうかを決めてはいかがでしょうか。

うさぎがなつかないと思った時の対策まとめ

うさぎも心を持っている以上、気分が良い時や悪い時、そして自分好みの空間を求めたり、嫌なものは嫌だと意思表示したいのです。どんなに仲が良い飼い主さん相手でも、嫌なことをされたり機嫌が悪い時は噛み付いてくることもあります。

ただ噛みつかれたり威嚇されたからといって、すぐに「このうさぎは自分になつかない」と決め付けないでください。もしかしたら「それは嫌だって言ってるでしょ!」と信頼しているからこその抗議かもしれません。

もしくは、飼い主さんとのコミュニケーションの一種だと思っていることだってあります。よく観察して、うさぎといっぱい一緒に過ごして、うさぎが何に対してそのような態度をとるのか研究してみてください。

ずっと観察しているうちに、うさぎの喜ぶことを知ったり、うさぎからの信頼の感情を読み取ることもできるようになります。

ちなみに、ケージを開けた瞬間やお菓子を渡そうとして瞬間に噛み付かれることもありますが、これは完全にただの事故なのであまり深く考えないようにしましょう。

ケージの扉が開いて「遊ぶぞ!」と勢い良く飛び出そうとしたり、お菓子が目の前に来て「食べたい!」と飛びつこうとした結果、前歯が飼い主さんの手に当たることがあります。これはうさぎ本人も悪意のない事故なので、怒ったり怒鳴ったりしないであげてください。

うさぎの主張をしっかりと理解し、対処をすればお互いの信頼関係につながります。うさぎの生態はまだまだ謎な部分も多いため、一見すると機嫌悪そうにしている様子でも、実際はすごく喜んでいる場合もあります。

「この子はなつかない」とすぐに諦めず、うさぎのそういった不思議でおもしろい部分を楽しんで、少しずつ仲良くなっていってください。



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